2017/12/18

市場のニーズに対応する力「ダイバーシティ」の重要性

グローバル企業で積極的に推進されているのが企業におけるダイバーシティです。グローバル化を受けて日本企業でも多様な社員を採用し、異なる才能や考えを企業経営に効果的に生かす動きが活発になっています。

事業環境の変化がより激しくなっている現在、企業が必要とするのは競合に打ち勝つ競争力です。技術の著しい発達によって社会全体におけるIT化が進む中、あらゆる分野で高いスキルと知識を要する有能な社員を獲得することは、企業のパフォーマンスを左右する重要な課題と言えるでしょう。

ここでは企業におけるダイバーシティの概要や重要性を中心に紹介します。

ダイバーシティとは?

ダイバーシティとは人種、国籍、性別、年齢、性格、学歴、価値観、信仰、障害の有無などにこだわらず、多様な人材を積極的に採用することによって、生産力を高めていこうという考え方です。市場での多様な要求に対応するために、幅広い分野で最大限のスキルや技術を発揮していこうというものです。

ダイバーシティ(Diversity)はもともと1990年代にアメリカで頻繁に使われた言葉で、女性やマイノリティに対しての公平を示し、差別の存在しない雇用の均等性や多様なライフスタイルに合わせた働き方を受け入れようという社会の風潮から広がったとも言われています。

人材の多様性はなぜ重要か?

海外企業や国際企業では当然の概念になっているダイバーシティ。社員一人ひとりを分析してみると、個性を含め多くの「違い」があることに気づきます。いわゆるダイバーシティ経営は、これらの違いを企業の価値として受け入れ、市場での激しい動きや幅広い要求に対応していく競争力につなげていけば、企業の生産性を上げることができる、という考え方に基いています。

人材の多様性は市場のニーズに合わせて変化していくための重要な要素であり、企業を支えるための重要な概念である、と考えるのです。ダイバーシティ経営は「社員一人ひとりの違いを生かした経営」のことであり、多様性を受容することによって強い組織づくりを実現するために必要と捉えられ、広がっているのでしょう。

多様性を重視した成功例

人材の多様性を重視し積極的に受け入れたことによって成功したとされる企業の事例は数多く挙げられています。施策の例を挙げると、女性社員への就業継続支援、リーダーやマネージャーへのキャリアアップサポート、ホスピタリティ業界での外国人スタッフの積極的採用などですが、どれもダイバーシティを組織へ浸透させた上で、企業が成功を収めたプロジェクト例です。

ダイバーシティの推進にはビジネスとの関連性を理解することが第一です。ダイバーシティ研修や専門コンサルティングを受けることも、企業を成功に導くための選択肢の1つであるとして、取り組みが進められています。

事業の幅を広げる多様性

ダイバーシティをベースとした経営では、今まで切り捨てていた社員の隠れた個性や秘めた可能性を無視してしまう可能性が低くなると言われます。社員一人ひとりが持つ才能をあらゆる分野に貢献することができれば、事業の幅を広げることができるため、チャンスが最大化されるのでしょう。

特に新規事業開発においてはダイバーシティを重視している企業が圧倒的に強いと言われます。これらの企業は、どのような人材ニーズに対してどのような人材を配置するか、その選択肢が広いことが特徴です。「企業は人材」という有名な言葉がありますが、現在は「企業は多様性のある人材」というように変化しているとも言えるでしょう。

日本でも少子化・高齢化の影響を受け、社会や家族に大きな構造の変化が見られるようになり、外国人の労働力も必要な時代になってきました。そのような背景もあり、企業が多様なニーズに対応できない場合は企業として成功していくことが難しくなってきているのは確かです。

多様性のある人材に力を発揮してもらうためのマネジメント

それでは、自社に集った多様な人材に力を発揮してもらうためには何を気をつけるべきでしょうか。実はこの際には、管理者が求めることを明確に伝え、結果で評価する必要があるのです。そうしたマネジメントのポイントについては、別の記事でお伝えします。

 

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